「彼女いない歴=年齢(40代前半)」の男性会員様が「真剣交際」へ!!

こんにちは、国立市の結婚相談所きずなコンシェルジュの寺西です。

タイトルでドキドキされた男性の方々へ。

是非とも夢を捨てないでいただきたい!

結婚相談所での婚活は、恋愛経験の可否は関係ありません。
むしろ、誠実で真摯な言動(態度)が成婚に影響します。

今日のお話は決してミラクルなお話ではございません。

婚活市場でのあなた自身や、身の回りで日常的に起こっていることです。

初対面の印象は、、、

40代まで出会いはあったものの、女性とのお付き合い経験がなかった会員様が真剣交際に進まれました。
30代半ばの美しくスラっとした女優さんのような女性です。しっかりと仕事もされていて、見識も常識もあり、そして誠実な女性と真剣交際に進まれました。

男性は歴史ある上場企業に勤める事務職。仕事大好きという訳ではなく、組織の中で堅実に働いてきた方です。コミュニケーションに自我が出てしまい、熱中するあまり、少しマニアックな視点になってしまうため、女性とのお付き合いに恵まれなかったそうです。

では、なぜ変わったのか?

結婚相談所にご入会されたのは、マッチングアプリで数々の失望を経てからのご相談でした。30代から40代へと年代が変わった瞬間に、スイッチが入ったようです。

「絶対に結婚したい、これが最後かもしれない」

そんな切羽詰まった覚悟のようなものを会員様から感じました。

信念の方向が、、、

但し、自分の理論や価値観を曲げない強さがあるものの、我が強い印象をカウンセラーとして受けた持ちました。

「それは、私は納得できないんですよね、、、」

といった、ハッキリと物事について語られる方でした。

そして、女性に対する容姿の要望が少しマニアックでした。
どうマニアックだったのか?
単に可愛い、美人が好きというレベルではありません。
顎の角度や種類、目尻や目元といった、何がどう違うのか分からない点を切々と語っておられました。
また、ファッション(スカートが似合う女性で生地が~、やスタイル(長身でスラっとした女性がいい)やヘアスタイルなど、掘り下げることが危険に思える程でした。。。

極めつけは高学歴・高年収・プロフェッショナル職(女医、弁護士、その他資格職)女性の希望。。。

ああ、、、。

何が彼を変えたのか?

「これは、婚活も困難を極めるな」、私がそう感じたのも事実です。

そんな彼の姿勢が変わったのは、ご入会後3か月を経てから。

何があったのか?

本気で真剣交際に進みたいと思った女性が現れたのですが、タイミングを逸してしまい、他の男性に奪われてしまったから(交際終了の連絡と同時に、お相手女性は他の方と真剣交際ステータスに変更へ)。

失敗が人を変えることは多々あります。

残念ながら、全く変わらない人も多々いらっしゃいます。

ここで彼は、環境を言い訳にしませんでした。

「全て自己責任だと思いました」

彼とのオンライン面談(戦略ミーティング)を経て、彼の眼が真剣になりました。

一緒に取り組んだ「目的意識」改革

この姿勢を貫き、反省点と今後の改善点をしっかりと棚卸されました。
元来、真面目で頑固な性格が、一旦腹に落ちると強いです。
目的意識と主体性が合致すると、自動的に人は動き出します。
成果に繋がる情報があれば、即取り入れて実行されるようになりました。

そして、「結婚とは?」「所有するイメージから、二人で作る生活機能」「相性とは何か?」「美貌が衰えた時に残る大切な要素は何か?」といった質問をしながら、徐々に結婚生活のイメージを一緒につくっていきました。

彼の行動に主体性と「意図(目的意識)」が生まれました。

どうして、このデートを提案するのか?

次のデートでは、何をテーマにすべきか?

内省する時間も積極的に持ち始めました。

いわゆる、「素直になった」状態です。

単に周りに振り回される「ピュアな素直さ」ではありません。

目標達成に対する取捨選択を意図的に行なう「戦略的に素直な言動」に変わりました。

主に一緒に取り組んだ意識改善は以下のようなものです。

  • 次のデートでは、何を目的に会うのか?
  • なぜ、そのファッションなのか?お相手はどんな印象を持つのか?自分のどんな感情をそのファッションで伝えているのか?
  • その行動は、お相手が楽しんでリラックスできるのか?
  • なぜ、そのお店を選んだのか?
  • お相手女性が「聞きたくても、聞けないことって何だと思いますか?」
  • そのLINEは何のため?(常にお相手を幸せにするコミュニケーションに徹しましょうよ)
  • ちゃんと「将来」を見せてますか?(結婚したら「こうしたい」だけではなく、そのために「具体的に今準備していること」を伝えていますか?)
  • 「あなたと一緒にいると幸せなんです」という気持ち、そして理由(自分の言葉で)をちゃんと伝えていますか?(伝わっていますか?)
  • 「私の婚活」から、「二人の結婚生活」という視点で時間を共有していますか?

そして、

交際終了に至ってしまった日から1か月後、見事、意中の女性より真剣交際のお気持ちをいただくことができました!
(ここでは書けない、様々なストーリはあるのですが)

婚活市場でモテる男性とは?

具体的なノウハウが良かった、というわけではないと思います。

根本的な考え方が変わったことによって、お相手女性には誠実さと真摯さが伝わったのだと思います。

男性にお伝えしたいのは、女性の目は甘くない、ということ。
小手先のテクニックで恋愛がうまくいくことは、ほぼありません。ましてや婚活女性の目はとても真剣で鋭いです。
逆に婚活現場に少ないのが真摯で誠実な「普通の」男性です。
やはりどこかで、男性特有の「自己中」さが出てしまっているのです。

婚活でモテる一番の秘訣は、「誠実さ」を身にまとうこと。
誠実さとは、言葉でしっかりとお相手に伝えること(寡黙な硬派ではありません)。
勝手に「硬派」でカッコいい男性に見られます(笑)。

そのために必要なことは、考え方(思想)を根本から変えることではないでしょうか。

今回は手痛い失敗経験から、軽いショック療法的な変化がうまくいった事例です。
誰もが失敗やミスをしてしまいます。また、結婚生活後も夫婦の周りには様々な問題が発生します。

そこが、真価が問われるタイミングだと思います。

早期に「手痛い失敗」を!

あなたは、手痛い失敗経験を通じて、変われますでしょうか?

もし、婚活を始めようと思っているならば、早いタイミングで「痛い」経験をすることをおすすめします。

人生経験によって、あなたの視座が上がるとき、初めて他者を幸せにすることができます。

人の一生は試行錯誤の連続です。
是非とも婚活を通じた習慣形成、人格形成に励んでいただけますと幸いです。

あなたが幸せな人生を実現できますように!!

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