婚活Q&A「真剣交際に進みたいが、どうすればいいの?」
今回は実際にご相談を受けたケースを参考に、あなたの婚活に活かしていただきたいと思います。
まずは、状況から。
- 30代半ば女性からの相談(お仕事も誠実にされているが感受性が強く内向的な性格で、これまであまり男性を本気で好きになってきたケースが少ない。内向的な男性が比較的好きで、容姿は無関係、本質的な人としての魅力を見るタイプ)、子供は活動当初は「希望しない」としていたが、彼との出会いで考えが変わり始めた。結婚後も仕事は続けたい。
- お相手男性は40代後半男性(高収入だが忙しい方、婚活は長く続けているが成婚後の破局などのトラウマがあり、少し女性不振に陥ってしまっている)、子供希望、資産形成もしっかりされており結婚後のお金については全く問題のない方(但し、時間的な忙しさはある)。
- 入会日から4目後に初回のお見合い(初日にお見合い成立/女性としては、「まずは一人だけお会いしてみます!」と)。お見合いで意気投合(3時間も会話)、時間が足りずにその場で次の日にデートを約束(半日デート)、一週間後に2回目のデート(お昼前から夜まで9時間を会話で過ごす)、一週間後に3回目のデートを予定(場所や内容はLINEで二人で決める予定)
- 非常深いコミュニケーションを交わしており、初回から男性より自身のコンプレックスや直近の婚活体験、結婚観を真剣に打ち明けられた。そのため、女性側も自らのコンプレックスや体調面・子供希望に関して(この点もあり、少し子供に関しては慎重に考える必要がある点)などをオープンに共有。出会って一週間半、LINEは毎日送り合っている(次のデートの企画や、お互いの日々の出来事、労いなど)。
- 男性が大切にしたい価値観は「何事も二人で決めていける関係」、これに女性も深く同意。実際に初回デート以降、全て一緒に企画し、考えて楽しんでいる。
- 女性側はいつでも真剣交際可能な状態、彼との結婚生活を具体的にイメージできている(初めてお見合いして出会った男性であったが意気投合、その後の申受けは全て「取り継がないでほしい」と私に依頼(集中が途切れるのが嫌、この男性に体力的にも精神的にも全て捧げたいので)され、本当に実行(自主的に真剣交際される方は、私の経験でも初の行動)。母親にも彼のことは共有(彼が母親の年齢の方に近いため、多少の懸念はありそうだが応援してくれている)。
- 但し、事実として「次回が3回目のデート(お見合いからちょうど2週間)」「彼からはまだ真剣交際の言葉は出ていない」
- 彼女としては、「婚活ってこんなに深く、早く、進むものなんでしょうか?」「私は既に彼との未来を信じたいのですが、もしかすると彼側に何か引っかかっている感じがしてしまって」「次のデート、どうすればいいんでしょうか?」「とにかく話を聞いてもらいたくて、寺西さんに私の背中を押してほしいんです」と相談を受ける
といったケース。
感じるのは、概ね非常に良い関係が築けているという点。
特に彼にとっては、ハイスぺ男性といえど、50歳を目前にした恐怖を前に15歳以上年下の女性と出会っており、しかも容姿も性格もタイプ(お相手男性の発言より)ですから、非常に盛り上がっているかと思います。
お互いにコンプレックスや結婚に際しての「傷」を持っており、それを補い合える最適なパートナーと出会っている状態。まさに理想的ですね。
但し、展開が早いだけに後から大きな課題が出てくる可能性もありそうです。
これは、どんなカップルであっても同じです。
結婚し、パートナーになるカップルの特徴は、この「課題(多くはスッキリした解決案はない)」に対して二人でしっかりと向き合い調整していけるかどうか。
これは、結婚後も同じ(というより、結婚後の方が利害対立や方向性の違いは確実に出てきます)です。
結論を先に
結論として、私がお話をじっくりお聞きして、アドバイス差し上げた点は
「フィーリングを確かめ合う(選別し合う)」ステップは既に卒業しているため、展開は早いものの真剣交際・結婚に向けたお互いの「擦り合わせ・二人の意思決定」を目的とした交際へ。
真剣交際に進みたければ、
二人の未来
北極星となる価値観
について真剣に話し合って下さい、というもの。
お二人の対話のギアを一段上げましょう、ということです。
そのためには、
- リードを男性任せにしない(但し、お相手の意思決定のペースを尊重し、最優先する)
- 話を持っていきたい内容があるなら、それについて「あなたがしっかりと準備すべき」(特に男性に対しては、これは効果てきめん)
- もやもやしている「あなたが感じる何か」があるなら、リストアップして紙に書きだし、必要であればデートの会話で見せてもOK(これは、お相手男性のタイプと関係進展度合いによる)
- 上記を行なうためにも「結婚ゴール」ではなく「〇〇さんとの結婚後の人生計画」に真剣に向き合うべき+向きあうための人生計画シート作成方法をアドバイス
これらのアドバイスを通じて、彼女が出した答えは、
やはり私は彼との人生を真剣に歩みたい。そして、本当に彼に幸せになってほしい。
もし、その役割が私でないのであっても、それは仕方がない。本当に彼が幸せになる人生を歩んでほしい。
というメッセージをいただきました。
彼女が真剣に真摯に向き合っていたため、私としても真剣なアドバイスをしました。
結婚生活はどこかで「覚悟」が求められます。お相手を看取る、自分の人生はこのパートナーのためのもの。
結婚前に覚悟を持てる方もいれば、結婚してから原体験を通じて覚悟を持つ方もいます。
覚悟を持てず利害関係が対立し、尊重・尊敬の気持ちが薄れ離婚される方もいます。
それだけ、自分と向き合う必要があるんです。
結論を先にお伝えしましたが、ここから先は簡単に実際におこなったコーチングのポイントを共有します。
お二人の関係はどう思いますか?
自分の気持ち、お相手の気持ち(想像)、実際の出来事やお相手の行動。
そこから、読み取れる「お二人の関係はどう思いますか?」
タイミング的に早すぎないか?
大切なことが抜け洩れていないか?
客観的に二人の関係を見つめることは、結婚後も定期的に必要です(結婚すると分かります)。
スポーツ選手が毎年フォームを変えるように、外部環境・内部環境・精神性・身体性の微妙な変化に応じて夫婦のパートナーシップも変わっていきます。
例えばスキンシップやSEXがなくなっても愛情あふれる夫婦と崩壊する夫婦、これは相性の問題ではなく、関係性を維持する言動や配慮を変えていないことが原因です。
男性であれば、自分の妻が30代前半の時の愛し方・接し方・尊重の仕方と50代の妻の愛し方は異なるのは分かりますよね?
大げさかもしれませんが、結婚後は毎年お正月に「今年の二人の関係はこうしよう!」とテーマを真剣に決めてもいいくらいです!
あなたからの意思って、伝わっていると思いますか?
私はこう思っているんです!
でもそれって、お相手に伝わっていると思いますか?
100の思いも、70くらいしか伝わっていないのであれば、現実は「70」です。
伝わっていない「30」に対して、「どうしてなのっ?」と悩んでいても時間の無駄です。
あなたがすべきことは、
「130」伝えて「100」伝わるようにする、
または、「100」伝えて「100」伝わるようにする(こちらは無理だと思います)
こちらも結婚後に大切なポイントですね。
特に男性。
「1」伝えて、「100」とってくれるのが女性と思ったら大間違いです。
女性の会話と同様、女性は「今」感じていることが全て(女性にとっての正解・事実)です。
そして、結婚後は毎年少しずつ「感動のバー」が上がり続けます、、、。
プレゼントとか美味しい食事とか手軽なものだけではダメです。
男性が誠実で人格を磨き続けないと、尊敬も失われ、成熟したカッコいい男性にはなれません。
結婚後は、全ての言動・生き様が見られています。
でも女性の素晴らしいところは、本気でお返ししてくれるところです。
真剣にお相手を愛する男性は、真剣な愛情面の見返りを受けています。
その点では、女性の方が、「100」伝えるために「150」を出す社会的なコミュニケーションを自然に身に着けていますね。
あなたが感じる「課題」や「引っかかる点」は?
具体的には分からないけど、何かスッキリしない。
何かがお相手の中に引っかかっているんじゃないか?
これは、とっても不安ですよね。そして、怖いですよね。
お相手が言い出しにくいことというのは、大抵は自分にとっては改善しにくい「痛い」ことであることが多いものです。
お断りの「理由」にもなり得ることでもあります。
もしかすると、その「痛いこと」よりも「素敵なこと」が今は勝っているのかもしれません。
ただ、会話の中で感じる「少し不自然な流れ」などから、この不安を感じる女性会員さまが多いです。
例を挙げると
- あなたの人格・性格に関すること
- あたなの容姿に関すること
- お金
- 仕事
- 実家
- 健康・出産
などが多いのですが、内容は人それぞれです。
少し痛みを伴いますが、お相手が「何か言いだしたいけど、言えないようにしていること」「何か引っかかっているように感じる」場合、自分の「痛いこと」と向き合ってみることをおすすめします。
自分自身でも「見て見ぬふりをしているようなこと」としっかりと向き合ってみていただけますと幸いです。
但し、このケースは本当に当事者でないと分からない複雑なケースも多いため、可能な限り担当カウンセラーに相談してみることをおすすめします(勘違いが致命的になるケースもあるため)。
お相手の視点に立って、彼が感じる「課題」「引っかかる点」を想像してみましょう
これも、上記で説明した流れです。
あなたが、女性であれば彼の視点に立って自分を見つめてみる。
その視点を大きく広げてみる。
例えば婚活の場合、週末に会えて幸せだったとしても、仮交際の段階では、男性側は「5人」前後の女性と会っていることも当たり前にあります。
これは女性側も同じですが、男性は皆、行動量が多いです。
あなた自身に引っかかる点がなくても、単に「決められない男性」「もっと他の女性とも会いたい」というケースも実例として多々あります(というよりも、真剣交際に進まれていないのであれば、無限に可能性を広げ続けるのが男性です)。
お相手視点で考えてみる。
「二人の未来」の話をしていますか?
お見合いや仮交際初期は「今の私」「過去の私」を情報交換し合うことで、フィーリングを確かめ合ったり、好意を育む段階ですよね。
ただ、それだけを平行線でおこなっていては、いつまでたっても大切な結婚へ進むことは難しいのではないでしょうか?
このままだと他の仮交際のライバルと同じ立ち位置にしかなり得ません。
では、男性が積極的ではない場合、女性としてはどうべきか?
やはり、重要な点はどこかのタイミングで「二人の未来の話」をしなければなりません。
ここが、成婚するカップルかどうかの分かれ目であると言えます。
「二人の人生計画」を作ってみて下さい
二人の未来についての話って、突然にはなりませんよね。
特に女性から、そんな話を切り出すのってシチュエーション的にも難しいですよね?
ここで一つの提案です。
女性が「真剣交際に進みたい男性」にすべき行動として、「二人の人生計画を作ってみる」というもの。
ポイントは以下
- 単なる会話じゃだめ(ちょっと男性には深く刺さり難い)
- でも真剣過ぎても怖く感じるケースがある(これは関係性や気持ち次第。ただ、こうお相手男性が感じるケースはいずれにしても上手くいかない可能性大)
- 具体的な「カタチ」を作る(Excelやスプレッドシート、ドキュメントなど)
- 自分の寿命とお相手の寿命をExcelの最期の列にする(男性85歳、女性90歳)=必ず人生の最期(死生観)からイメージを始める
- 「カタチ」自体は見せても見せなくてもいいが、実際に作ってみた、という点が非常に重要
- 「二人の人生計画を作って、色々と考えてみたんだけど」という女性の言葉は、誠実な男性ならば、確実にあなたに重きを置き始め、勝手に結婚生活のイメージを描き出す
- 男性が懸念している点(もし、あれば)を開示せざるを得ない状況になる
- 真っ当な男性であれば、女性が「二人の目標」「道筋(計画)イメージ」を提示すれば、メチャクチャ興味を持ち、本音をさらけ出す
これらの注意点は、裏目に出る可能性があるということです。
お互いに見ぬふりをしていた、相性の悪い部分、条件の見合わない部分を直視し合う場になるためです。
特に人生から逃げるため、何かを避けるために「婚活」に逃げていた自分に気づかれた場合、婚活をやめられる方もいらっしゃいました(婚活前の相談カウンセリングでおこなったケース)。
上記で開示できない点が多々あるため、関心のある方は是非とも直接ご相談いただけますと幸いです。
実際、ご相談いただいた女性会員さまは、早速、作成に着手し「本当の自分の価値観に気づきました!」と感動されていました。
なぜ、私が結婚を希望するのか?
本当に歩みたい人生は何なのか?
本当に一緒にいたい人ってどんな人なのか?
薄っぺらい願望の皮を剥がし、本物の自分と出会うためにも「人生計画」と真剣に向き合っていただけますと幸いです。
殆どの男性は「女性の目的意識」が分からず、それは静かな恐怖に感じている場合もあります。結婚に踏み切れない理由も深堀していくと「二人の人生目的や計画」がないことによる恐れです。
「分からない」だから「決断できない」。
こんな残念なことはありません。
お相手を真剣に愛する女性であれば、「分からせる」ためにひと手間かけて下さい。
男性に「100」伝えるために、貴女がすべきことは「150」「200」伝わる準備です。
悩める女性は是非ともご相談いただけますと幸いです!
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弊社でも「本当は全ての方としっかりと対話したい!」「一緒に成婚への課題を明確にして、解決に取り組みたい!」のです。
でも実際は、ご入会前のお客様に時間を費やすことができません。。。
それは、ご入会された所属会員様の成婚を最優先にしている弊社の方針によるものです。
そこで、です。
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まだ、本気になれないけど結婚は気になっている。。。
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