結婚相手を選ぶ際、多くの人が外見や経済力、趣味の合致など、目に見える条件に注目しがちです。しかし、長い人生を共に歩むパートナーを選ぶ上で、もっと大切な要素があるのではないでしょうか。今回は、お相手の成長を「人として見守っていきたい」と思えるかどうかという視点から、結婚相手の選び方について考えてみましょう。

結婚相手に対する条件も大切ですが

確かに、結婚相手に求める条件は重要です。経済的な安定や価値観の一致、生活スタイルの相性など、これらの要素は日々の生活を円滑に送る上で欠かせません。しかし、それだけで長期的な幸せが保証されるわけではありません。

ここで、自分自身に問いかけてみましょう。「あなたが結婚相手に求める条件は何ですか？そして、なぜその条件が重要だと考えていますか？」

条件を列挙するだけでなく、その理由を深く掘り下げることで、自分が本当に大切にしたい価値観が見えてくるかもしれません。

結婚後に重要になる要素は、時間軸を伸ばすことで見えてくる

結婚直後の幸せな新婚生活をイメージするのは簡単です。しかし、その先の人生まで想像できていますか？時間軸を伸ばして考えることで、結婚後に本当に重要になる要素が見えてきます。

例えば、以下のような質問を自分に投げかけてみましょう：

「5年後、10年後、20年後の自分たちの姿をイメージできますか？」

「お互いの成長や変化に対して、どのように向き合っていきたいですか？」

「困難な時期を乗り越えるために、どのような絆や価値観が必要だと思いますか？」

これらの質問に答えることで、長期的な視点での結婚生活の重要な要素が浮かび上がってくるでしょう。

10年後、20年後をイメージした際に「あなたは夫婦関係で何を大切にしたいですか？」

10年後、20年後の自分たちをイメージしてみてください。その時、あなたは夫婦関係で何を最も大切にしていたいですか？

※この質問にはじっくりと何でも考えてみて下さい

あなたにとって最も重要なものは何でしょうか？そして、そのような関係を築くために、今のお相手とどのように歩んでいけそうですか？

愛情とは何か？その一つが「見守ること」

愛情には様々な形がありますが、その中でも重要な一つが「見守ること」です。相手の成長や変化を温かく見守り、支える姿勢は、長期的な関係を築く上で非常に大切です。

ここで、自問自答してみましょう：

「あなたは相手の成長を心から喜べますか？」

「相手が新しいことにチャレンジする際、どのようなサポートができそうですか？」

「相手の変化に戸惑うことがあっても、理解しようと努められますか？」

これらの質問に肯定的に答えられるなら、あなたは相手を「見守る」愛情を持っていると言えるでしょう。

結婚生活では「片想い」は続きません

結婚生活を長く続けていくためには、お互いが努力し合い、理解し合うことが不可欠です。「片想い」の状態では、いずれ関係性にひずみが生じてしまいます。

以下の質問について、考えてみてください：

「お相手は、あなたの成長や変化を同じように見守り、支えてくれそうですか？」

「お互いの気持ちや考えを率直に伝え合える関係性ができていますか？」

「困難な状況でも、二人で解決策を見出そうとする姿勢がありますか？」

これらの質問に「はい」と答えられる関係性であれば、互いに支え合える強い絆が築けそうです。

思いやりのある夫婦を目指せるお相手でしょうか？

思いやりは、長続きする関係の要です。相手の気持ちを理解しようとする姿勢、相手の立場に立って考える能力は、日々の小さな衝突を乗り越え、深い絆を育むために不可欠です。

お相手との関係性を振り返り、以下の質問に答えてみましょう：

「お相手は、あなたの気持ちを理解しようと努めてくれていますか？」

「意見の相違があった時、お相手はあなたの立場も考慮してくれますか？」

「お相手と一緒にいると、大切にされていると感じられますか？」

これらの質問に肯定的な答えができるなら、思いやりのある夫婦関係を築ける可能性が高いでしょう。

お相手が描く理想の未来や夢・目標に共感できますか？

二人で歩む人生において、お互いの夢や目標を理解し、支え合うことは非常に重要です。相手の描く未来像に共感し、それを応援できることは、長期的な関係を築く上で大きな力となります。

以下の質問について深く考えてみましょう：

「お相手の夢や目標をよく知っていますか？それらにどのような感情を抱きますか？」

「お相手の理想の未来と、あなたの描く未来像の方向性は一致していますか？」

「お相手の目標達成のために、あなたはどのようなサポートができそうですか？」

これらの質問を通じて、お二人の未来像の共通点や相違点が見えてくるでしょう。それらを踏まえて、どのように歩んでいけるか、具体的にイメージしてみてください。

明日の婚活から何を変えますか？

これまでの考察を踏まえて、あなたの婚活に何か変化をもたらすことはできそうですか？明日からの婚活で、新たに意識したい点や変えたい点があれば、それは大きな一歩となるでしょう。

例えば、以下のような変化を考えてみてはいかがでしょうか：

相手の長期的な目標や夢について、もっと深く聞いてみる

自分の価値観や将来の展望を、より明確に相手に伝える

お見合いの際、相手の「成長」や「変化」に対する考え方を探る質問をしてみる

交際中、お互いの小さな変化や成長を喜び合う機会を意識的に作る

これらの小さな変化が、より深い理解と絆を築くきっかけとなるかもしれません。

「慕い、想える人」をどう見極めていきますか？

長く続く関係において、「慕い、想える人」であることは非常に重要です。しかし、これは一朝一夕で判断できるものではありません。時間をかけて、様々な側面から相手を理解していく必要があります。

以下の点について、じっくりと観察し、考えてみましょう：

「お相手と一緒にいると、自然と笑顔になれますか？」

「困った時や悩んでいる時、真っ先に相談したいと思える存在ですか？」

「お相手の小さな成長や努力に、心から喜びを感じられますか？」

「離れていても、その人のことを想うと心が温かくなりますか？」

これらの質問に対する答えが、時間とともにより強く「はい」になっていくなら、その人は「慕い、想える人」である可能性が高いでしょう。

まとめ

結婚相手を選ぶ際、目に見える条件だけでなく、お互いの成長を見守り、支え合える関係性を築けるかどうかが重要です。長期的な視点で二人の未来をイメージし、お互いの夢や目標に共感し、思いやりを持って接することができるパートナーを見つけることが、幸せな結婚生活への近道となるでしょう。

最後に、自分自身に問いかけてみてください：「あなたは、お相手様の成長と幸せを心から願い、支えていく覚悟はありますか？」

この問いに対する答えが、あなたの結婚相手選びの重要な指針となるはずです。

カウンセラーよりひとこと

きずなコンシェルジュのカウンセラーとして、会員の皆様の幸せな結婚をサポートする立場から、以下のようなアドバイスを付け加えさせていただきます。

• お見合いや交際の際は、表面的な条件だけでなく、相手の価値観や将来の展望についてもしっかりと話し合う時間を設けましょう。
• 自己分析を深め、自分が本当に大切にしたい価値観や、描きたい将来像を明確にすることが、理想のパートナー選びの第一歩となります。
• 交際期間中は、様々な状況下での相手の反応や行動を観察し、長期的な相性を見極める良い機会です。この時期を大切に活用しましょう。
• 不安や迷いがある場合は、遠慮なくカウンセラーに相談してください。客観的な視点からのアドバイスが、より良い決断の助けとなるでしょう。

結婚は人生の大きな転機です。焦らず、じっくりと相手との関係性を育みながら、お二人にとってベストな選択ができるよう、私たちカウンセラーも全力でサポートさせていただきます。

今日もあなたの幸せを願っております♪

フォロー

@kizuna_con

婚活のプロにご相談ください！