ご結婚前に「大切な未来」の共有を
真剣交際に入ったら、またはプロポーズ受諾後でもやっていただきたいこと。
それが、「未来の擦り合わせ」です。
当面の生活や結婚の準備などはここでは除外します。
二人の距離と温度感、夫婦としての個性、結婚後のイメージ(相違のないよう)を明確にするために必須なのが、未来の擦り合わせです。
結婚生活を通じて、お互いが実現したい「物心両面の状態」をちゃんと話し合いましょう、ということです。
なぜ、未来の擦り合わせが必要なの?
- あらためて、お相手を一歩深く理解するヒントになる
- 価値観や利害がぶつかる可能性がある
- 結婚後大切な「対話」の相性が分かる
- 現実的に物事を見ていく必要がある
- 結婚生活で大切にしたいもの、必要ないもののイメージが明確になる
具体的な方法は?
このテーマに、正解はございません。
自分自身でいい方法を考えていただくことが大切です(これも夫婦の相性です)。
ですが、実際の成婚会員様が行なってきた方法をご紹介します。
- 一緒にノートを買って、カフェなどで会話しながら一緒に夢を書き綴っていく
- 共有のエクセルやスプレッドシートなどで、お互いに夢を入力していく(後日、それを元に楽しく会話する)
- LINEのトークで将来のことについて、好きなことを出し合う(または、作成したメモリストを共有しあう)
共通していえることは
- 空中の会話だけで終わらせず、「可視化」している(ノートやデジタルデータ、コミュニケーションツールなどで)
- ネガティブな部分もしっかりと開示して真摯に共有している
- 一緒に内容を見ながら、ちゃんと対話をしている(楽しみながら)
- 一連のプロセスを通じて、結婚のイメージを高め、お互いを深く知る機会にしている
- タイミングは「お互いの結婚意思の確認が得られた時点」
といったことがあげられます。
共通して「結婚後、大切にしていきたいこと」を明確にしていく
全ての方向性や価値観が一致する人は存在しません。
多くは、自分にとって大切なことなんだけど、お相手に負担がかかったり、お相手は興味がなかったり、時には利害がぶつかってしまうこともあります。
大切なことは、共通項を二人で明確にしていくことです。
お互いに相手の夢を理解しながら、現実の生活で大切なことの優先順位を明確にしていくことです。
対話のプロセスを通じて、あらためてお相手の人柄を知る機会にもなりますし、価値観の本質を理解するヒントがあったりします。
また、長い時間軸で考えることにより、二人の夢を叶える順番も共有することができます。
仕事や出産、余暇、趣味、住まいなど、様々なことを一緒にイメージすることが大切です。
具体的な「物事」の擦り合わせを通じて、言語化し難い「価値観」を深く知ることが可能になります。
結婚後の「二人で問題解決する」イメージを持っておきましょう
考え方や判断基準、その方法など、結婚後の生活ではとっても重要なお互いの癖。
人はみな不完全ですから、お互いを補い合いながら、夫婦としての選択と決断の質を上げていかなければなりません。
好きだから結婚したけど、「夫婦力」は最悪、、、では目も当てられません。
お互いの得意・不得意を理解しあうことになりますし、「こんなケースは彼に任せたほうがいいな」といった結婚後の役割分担(選択と決断において)にもなります。
婚活では、お互いに正面から向き合った関係であっても、夫婦となれば一蓮托生。隣にいる頼りになる存在でなければなりません。
「私達ってこんな夫婦だよね!」といった、なんとなくの共通のイメージが持てるとよいかと思います。得手不得手はありますが、「これだけは大切にする夫婦でいようね!」といった、二人のテーマのようなものを共有しあうことで、日々の結婚生活後の選択と決断がスムーズになります(結婚してから、利害関係がぶつかることだけは避けなければなりません)。
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