【婚活女性必見!】婚活男性の心理「まとめ」
婚活、特に結婚相談所へのご入会は、男性にとって非常に高いハードルを感じます。
そして、成婚後の結婚生活においても男性特有の心理があるんです。
なぜ、こんなテーマのお話をするかというと、私が現役ヘッドハンターだから。
15年以上も男性エグゼクティブと接し、その数3000名超。キャリアと結婚、生きることへの男性目線での対話を日々繰り返しているから。
特に「男性が恐れていること」については、一般的な情報としてはなかなか接点が難しいテーマです。
全てを今回だけでお伝えすることは難しいのですが、今後も少しずつ「婚活女性」に役立つ「実情」として、共有させていただければ幸いです。
今日は、女性会員様必見の男性心理を学ぶ場です。
今日は徒然なるままに、男性心理のケースを上げていきますので、女性婚活者は全体を掴んでいただき、交際に活かしていただけますと幸いです。
それでは、早速。
全ての男性が「戦略的自由度」を失うことを恐れている
「結婚したい!」
とっても素敵な感情ですね。
特に男性にとっては、「結婚願望」は成熟した男性が持つ素敵な感情です。
社会に出て、自分のことで精一杯だった人生に節目が訪れる。
ある程度の満たされた時間を過ごすことで、ふと自分の人生に何かピースが足りていないような気持ちになり、当たり前の日常に思いを馳せるようになります。
こういった感情は、お仕事などでプロジェクトが完了したり、大きな目標を達成したり、など。
何かを成し遂げた際に、ふと自分と向き合うことで「気づく」ケースが多いようです。
でも、それとは裏腹に自分のライフスタイルを変えることで、失う可能性があることへの恐怖も併せ持っているのが男性です。
「結婚」を意識すると、愛情や性欲とは異なる、合理的な視点で女性を見つめ直すケースも多々あるようです。
「結婚」はしたい。でも、自由を失うのは怖い。複雑ですよね~。
以下、様々なシチュエーションで男性が潜在的に持っている心情を共有していきます。
キャリアに対する不安
キャリア。そう「お仕事」です。
将来不安のない男性は皆無と言い切れます。
これは、私がヘッドハンターとして(今も現役)15年以上も男性エグゼクティブとお付き合いし続けている中で、感じている確信です。
その不安が向上心であったり、守り抜く姿勢となるため、悪い心境ではないのですが、とにかく「キャリアの将来不安」、これは本当に拭えない感情です。
競争、競争の日々。そしてプライベートもキャリアップが頭から離れない。
泳ぎ続けないと沈んでしまう恐怖。これは組織の管理職になっても、独立しても、専門資格を持っていても拭えない不安です。
女性の皆様。是非、この不安を持っている男性を愛してあげて下さい。
なぜか?
責任感と向上心の現れだから、です。
誠実な男性であれば、皆、恐怖を背負っています。それだけ、自分や愛する人を守っていきたいという責任感の強さを持っているから。
「なんだか、仕事に不安があるみたいで、男らしくない、、、」
違うんです!
誰もが口に出さないだけ。
強い絆が欲しくって、親近感を持った素敵な貴方にだからこそ、少し弱気な一面を吐露してしまっているだけなんです。。。
結婚されている女性なら、男性の弱さをよくご存じでしょう。
男性が持つ仕事の悩みの一面を、少し違った角度からご認識いただければ幸いです。
お金の不安
「セコいっ」と思わた女性!
違います。
これも男性特有の心理。
「戦略的自由度」を失うことへの怖さです。
お金がもったいない、とかそういった低次元の話ではありません。
男性には大切なものを守り抜くための道具、戦略(計画・プラン・狙い)が必要なんです。
戦略的に使える資源。
その一つがお金であるということ。
その資源を生活だけのために投じてしまうことへの怖さ。
それは、これまで仕事上のキャリアアップや学びに投じてきた男性なら、より強い恐怖感を感じるかもしれません。
社会で戦える自分を諦めざるを得ない。
お金を自己成長のツールとして活用されてきた男性にとって、家計優先によるキャリア上の「負け」確定ほど怖いものはありません。
お仕事の種類にもよりますが、継続的な自己成長を求められる環境であれば、なおさらのことです。
これは、お金だけではなく「時間」も同様です。
一人で考え抜く時間、自己と向き合う時間を失うことによる不安は、なかなか理解しがたいですが相当な不安に感じられています。
女性とお付き合いした経験がない・少ない
これは、コンプレックスというよりも、学生時代や社会に出てからも時間がないことに起因していることが多いようです。
ただ、婚活するにあたってもお付き合い経験のない男性は少なくありません。
こんな自分でも結婚できるのだろうか?
モテない自分に価値なんてあるのだろうか?
大丈夫です。
素直に行動される方であれば、無事に成婚される方が多いのが、こういった男性です。
とても誠実で嘘のない方が多いため、そして結婚相談所に相談に来られること自体、主体性も行動力も問題意識・危機意識もおありです。
女性とのお付き合い経験のない男性とは、何らかの欠陥がある男性ではありません。
それだけ、何かに集中してこられたからであり、精神的なバッファ(余力)がなかっただけに、気が付くとそんな状態であった方が多いのです。
そして、女性に逃げない人生を送られてきただけに、お仕事と誠実に真摯に向き合ってこられた結婚生活向きの男性が多い印象があります。
どうか、女性会員様はこれまで「抵抗」を持たれていたのであれば、視点を変えて、男性の本質を見て欲しいと思います。
愛する人をちゃんと守れる男性。
正義感の強い男性。
異性に対して緊張してしまう男性は、誠実で真面目過ぎる、そして責任感が強すぎることの意裏返しであることが多いんです。
子供が欲しい・欲しくない
これは、男性会員様にお聞きするとキッカケは様々です。
全く、子供に関心がなかったのに、親族の不幸に直面し、死生観と向き合い、新しい命を生み出すことの奇跡に気づかれたような方もいらっしゃいます。
親族で子育てをされている方との接点があり、愛情が湧くケース。
自分の年齢の衰えを感じたために急に子供が欲しくなるケース。
人間という個体として子孫繁栄は本能的に持っている機能であるため、感情や環境が安定し、安心できる生活を送ることで、自然と湧きあがるようですね。
但し、子供は希望しない、という男性も少なくありません。
適齢期を過ぎた男性が、女性への配慮として慮るケースもありますし、本当に子供に興味のない男性もいらっしゃいます。
これも、「戦略的自由度」の喪失という点から、生きていくための本能といえます。
ちょっと補足ですが、子供ができると男性は人としてカッコよくなります。
それは、人生の時間軸が伸びるからなんです。
夫婦の寿命だけの視野だった男性が、子供ができることにより、変わること。
それが、広い視野と時間軸です。子供の寿命が100歳だとすると、プラス100年後の社会に思いを馳せ始めます。
自分の趣味や金銭欲がなくなっていのも、そういった長期ビジョンが好きな男性の特徴です。
要するに長期繁栄のために「人生に戦略」を持ち始めます。頼りがいのある男性になるということです。
その日暮らしの考え方をあらため、徐々に家庭のオーナーシップを持ち始めます。
独身貴族でも、なんだか満たされない感じがある
本気の婚活に至る一歩手前の男性は、皆このような感情をお持ちです。
仕事も安定して、収入もなんとかやっていけている。趣味も充実しているし、、、。
男性は基本的に孤立しています。女性のように親友と定期的に会ったり、コミュニティーを維持し続ける習性はあまりありません。
友人はいても、本当に大切なことや本音を他者と共有することはほとんどありません。
いちいち言葉で共有し合わなくても、分かり合えているのが男の人間関係といっていいかと思います。
社会では、協力しながら競争を戦い抜き、プライベートではリラックスして趣味を楽しむ。
なんの問題もない人生のようですが、何らかの孤独感を常に感じているのが男性です。
これは、既婚男性でも同じかもしれません。
孤独に強いがために、常に孤独を感じている。
恋人ではなく、同じ目線で生きていける親友のような伴侶が欲しい。
それが、時に寂しさとなり、生涯の伴侶を求める機会ともなります。
ロールモデルに影響されやすい(身近なスーパースターが必要)
会社の先輩の家庭に憧れている。後輩が結婚して、焦り始めた。同期が結婚してマンションを購入した。
男性は身近な男性の結婚や家庭に憧れ、具体的なロールモデルを持つケースが多いようです。
芸能人などの遠い世界の方をロールモデルにするケースはほとんどなく、多くは知人・友人の成功(結婚)を目の当たりにし、静かに情熱をたぎらせます。
ロールモデルを持つ男性は強いです。
幼児のように、既に夢を叶えた自分を妄想し始めています!
「僕にも、できる!」
「あの人でも結婚したんだから!」
ピュアな一面です。
男の子を子育てしている女性なら「分かるー!」と納得いきますよね。
婚活の際も、結婚後も、男性に夢を見せてあげて下さい。
「妻の夢を叶えられる、カッコいい男になりたい!」
そんなロールモデルを植え付ければ、貴女は生涯幸せですよ(笑)
親の急な衰えを感じて結婚を強く意識(親孝行はいつも後手になるのが男)
このケースも大変多いです。
男性って、実家に帰らない方が多いです。
数年、直接親に会っていないケースも良く聞きます。
親と仲が悪いわけでは全然ありません。
ここは、女性とは異なる男の特徴です。音信不通は良い知らせ、ということで、悪く言えば甘えです(笑)。
男性同士の友人関係と同じですよね。連絡しないってことは、上手くやっているってこと。
たまに帰ったり、親の病気や介護などが発生した際に、急な感情の変化が起こるのが男性です。
「あれっ、こんなに背小さかったっけ」「急に老けちゃったな」
そう、多くの男性は「親孝行」を考える時期が遅い傾向にあります。
ただ、「親を安心させてあげたい」「孫の顔を見せてあげたい」などと感じた後の行動は迅速です。
そして、婚活に「誰かを幸せにするため」という他者貢献の要素が加わると、諦めないで行動するのが男性の特徴です。
自分は結婚に焦っていないのに、親の衰えを感じ、急に残り時間を意識し始める、、、。
夏休みの宿題のように、危機的状況に陥ってからの男性婚活者の集中力は凄いです。
もし、のんびりしている男性とお付き合いしている貴女であるなら、少し「危機感」を感じさせるために工夫されてみてはいかがでしょうか?
「いつまでも、こんな状態は続かない」
そう男性に感じさせることができれば、もともと責任感と目標達成意識の強い男性は、行動が変わるはずです。
*結婚相談所がいいのは、こういった男性本能を湧き立たせる「3か月婚約ルール」があるためです
婚活を始めるのは「自信」がついてから
女性と異なり、出産や年齢といった「危機感」からくる決断ではなく、男性特有の婚活を始めるキッカケというものがあります。
それは、
自分に自信がついたタイミング、です。
これには、プラス面もマイナス面もあり、婚活女性にも言動などで影響がでるケースもあるため、男性婚活者の一面をご理解いただけると幸いです。
先にあげた親族に対する思いから(親が急に歳をとってしまった、孫の姿を見せてあげたい、など)というパターンもありますが、多くの男性は自分に自信がついたタイミングで婚活に全力を投じ始めます。
常に恋人は欲しいので、マッチングアプリなどはやられているかもしれません。
でも、本気の婚活を決断するのは、以下のようなタイミングが多いようです。
- 仕事の昇格や転職などで、収入が上がった
- 仕事のプロジェクトがひと段落した
- 仕事の転勤など心機一転のタイミング
- 同年代男性の婚活事例(成婚ストーリー)などをたまたま目にしたから
- 同期や後輩など、身近な人の結婚
全てとは言えませんが、多くは「自信がついたタイミング」です。
このセンシティブでナイーブな心情をどうか女性会員様は理解してあげて下さい。
婚活で出会う男性が、少し自慢話が多く自信過剰っぽく感じるのも、このためです。
婚活男性にとって、最高潮のタイミングで婚活に踏み切っている、ということなんです。
この例を鑑みると、40代で婚活を始める男性が多いのが分かります。
20代、30代で若くして活躍できる業界とそうでない業界(歴史のある年功序列型企業)では、男性が自信を持つタイミングが異なります。
40代なのに、20代女性ばっかり狙っている男性。
自分は婚活者の中でもトップ・オブ・トップだと思っている(勘違いしている?)男性。
出産適齢期の女性ばかりを狙っていて、男性の40代以降の精子老化(ダウン症リスク)の影響の大きさなどを調べていない。
などなど、仕事や経済力の側面ばかりで一人前という甘い考えを持って婚活を始められる男性もいますが、多くは仕事一辺倒であったため、日常生活の一般常識や結婚後の生活に対する情報に疎いケースがあります。
お見合いなどで、女性に対し失礼な言動をとってしまうこともあります。
仕事はできる男性なんだろうけど、何だか人としての器が小さく感じてしまう。。。
それは、日常生活において様々な体験不足、結婚後のイメージ不足からくるものとお考え下さい。
(女性会員様はお仕事や出産など、結婚後に対する人生のイメージありきで婚活をしますが、男性はスタート地点だけ<今の一人までの自分だったら、素敵な女性と会える!といった>見てしまいがち、ということです)
男は基本「孤独」です
心を打ち明けられる存在を必ずしも必要としないのが男性です。
男性の「孤独」は寂しいものではなく、逆に快適な心境でもあります。
そこを理解してあげて下さい。
「真剣に考える時間と場」が必要なための「孤独環境」を好まれます。
婚活でも、男性はあまり他者のアドバイスを聞きません(笑)。
自分が決断したことを淡々と実行していく、それが本能的に好きなんです。
貴女は孤独を好む男性を理解し、寄り添えるでしょうか。適切な心情的な距離を維持できるでしょうか。
大切な人を常に守る必要があるために、男性は孤独(戦略的自由度の維持)を好んでいます。
根暗なわけではありません。
特定の人間関係や環境に縛られず、大切なものを守るために、即行動できる「孤独な状態」でいる必要があるのが男性なんです。
カッコいいと思いませんか?
「誰か」を守りたい生き物
成熟した男性であれば、自己満足に飽きてきます。
家庭が欲しくなるのも、守るものが欲しいから。
なぜか?
成熟した男性には、「守るもの」が必要だから。
「守るもの」の存在が、男としてより成長につながることを本能的に感じているから。
独身貴族がつまらなく感じてくるのも、この点です。
真に成長意欲のある、精神的に成熟した男性は「守るべき」存在を求め始めます。
ボランティアや社会貢献事業に挑戦されたりする方もいらっしゃいますよね。
成熟した男性が求めるのは、若くて美しい「だけ」の女性ではなく、一段と成長できる尊敬できる女性。守りたいと思える女性です。
と、いうことは。
女性にとっては、貴女がお相手男性にとって「守りたい」存在かどうかが重要です。
そう、感じてもらえるかどうかが重要です。
あざとい女性が持てるのは、この点からです。
カッコいい女性よりも、「守りたい」本能を刺激する女性がモテるんです。
「守りたい」と感じる女性といると、自分が男としてカッコよくなったり強くなった気になります。
自己肯定感が満たされます。
男って勝手ですよね。
「僕は男として、生涯、君を守ることを人生目的にする!」こんな結束でパートナーになれたら幸せですよね。
男性は潜在的に「守りたい存在」を求めていることをご理解下さい。
基本、結婚は怖い。それは、背負うものへの恐怖。
はい、弱気な男の本音です。
なぜ?
それは、貴女に本気だからです。
一人の女性を生涯をかけて守り抜く、幸せを約束することへの怖さ。
それは、責任感の現れです。
貴女だけではありません。貴女を取り巻く、親族や友人、関係者全てに対する責任なんです。
もちろん、経済的な不自由「感」。趣味などの自分の時間が減ることへの不満。人生の身軽さを失うことへの喪失感もあります。
でも、それらは全て「大切な妻を守るための最適な環境を維持したいから」です。
自分よがりなセコさ、ではございません(笑)。
逆に、この心境と真摯に向き合わずに勢いだけの男性は避けるべきです。
怖さの先にある覚悟。
決断をした男性を選ぶべきです。
まだまだ、伝えきれません
婚活男性心理だけで、一冊の本にできそうです。
まだまだ、全然伝えきれません。
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