あなたは「他者を幸せにする覚悟」を持てていますか?
こんにちは。
国立市の結婚相談所きずなコンシェルジュです。
今日は、唐突なタイトルで大変恐縮です。
内容にちょっとした憤りを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたの結婚の実現に役立つことかもしれませんので、本気で語っていきたいと思います。
まず、あなたが今現在、結婚できていない理由は何でしょうか?
出会いが少ない?
異性にもてない?
多くの婚活希望者様とお話をしている中で共通して大きな理由は以下があげられます。
- 本気で生きていない(何かに打ち込んできた経験が不足している)
- 結婚に対して具体的に強く考えたことが少ない
- これまでの人生で「覚悟を決めてこなかった」「覚悟を決めることから逃げた」
あなたに親御様がおらず、たった一人の孤独な人間であったらどう感じるでしょうか?
家族を持つことに対する強烈な願望が24時間365日渦巻くはずです。
物事の実現は努力や工夫よりも、「必要性」が強く影響します。達成せざるを得ない心理状態であれば、人は必ず行動します、失敗もしますが行動を諦めることはありません。「生きたい」という生存本能に近いところであれば最も強く達成行動が強化されます。
あなたは、これまでの人生で「絶対に成し遂げたい」何かに打ち込まれてきた経験があるでしょうか?
結婚生活という人生目標未達成の自分自身に対し、その背景を客観視してみることはとても大切です。
そして、ここからですね。
あらためて幸せな結婚生活を実現するためのリスタートです。
他者を幸せにする覚悟を持てているか?
私はジョークではなく、「モテる人」の要因の一つは「人生に対する覚悟の有無」だと思っています。男女問わず、真剣に何かに打ち込み毎日挑戦している人には色気が漂っています。時には殺気立っていたり他者を寄せ付けにくい雰囲気を漂わせたりもしますが、シンプルに「真剣に生きている人」は「モテ」ます。
パートナーとの関係を恋愛から家族愛に昇華できるのは、お互いに「覚悟」を持てている関係だけです。
もし、自分を差し置いてでも他者を幸せにする覚悟が持てていないのであれば、人としての原体験不足、または成熟しきれてないのかもしれません。恵まれた環境で生きていると、覚悟なしに生きれてしまうことも多く、なかなか難しいかもしれませんが意識をするだけで、なんらかの変化が生まれるかと思います。
甘っちょろい自分都合の希望条件など捨ててしまえ
これは、婚活というよりも結婚生活を維持するために大切なテーマです。
安全欲求や承認欲求レベルの低次元欲求を結婚生活で満たそうと考えると破綻してしまいます。ましてや、お相手の欲求レベルと相違があるとなおさらです。
理想としては、自己実現欲求、自己超越といったレベルで夫婦で成長の相乗効果が生まれる関係が最高ですが、結婚後、子供が生またりすると生存欲求を満たすべく小さな命を一緒に守り抜かねばなりません。親御様の介護問題や、夫婦の外で起こる問題を一緒に向き合っていくことが求められます。晩婚化の時代においては、結婚後の二人の時間も少なく、妊活、介護、子育てなど様々な問題が濃縮されて目の前に迫ってきます。
もちろん愛するパートナーとの日々はとても幸せで、毎朝の景色や輝きが変わります。
でも、結婚生活のリアルは、自分都合など捨てることができなければ問題解決に向き合うことなどできません。
他者を幸せにするということは、何かを差し出す必要が出てきます。結婚後にも自分の趣味にこだわっているようでは、大切な関係を守り抜くことは難しいでしょう。お相手の存在そのものを生き甲斐や趣味にすることができなければ、「犠牲的な感情」によって必ず家庭やパートナーに対する鬱憤が蓄積されていってしまいます。
共に生きていくことを甘く考えない方がいい
婚活は条件の良いお相手様を探すお買物ではありません。「この人だったら自分の人生の目的になり得る」と思える伴侶を探し、共に生きる決断と覚悟を持つ活動です。
容姿は衰えますし、性格や生活習慣も、身近な存在になると気が緩む関係でもあり、どうしても嫌な部分が増えてきます。
結婚後、パートナーの美しさを支える土台は容姿ではなく「人格」に移り変わっていきます。
また、生活である以上、一緒に生きることで楽しく機能的になっていくことが求められます。
顔のパーツや身体のスタイルはジッと眺めることはなくなりますし、一緒に暮らしていて一番大切なことが「空気感・雰囲気(感情)」に変わっていきます。感情は雰囲気に出ますから、誰もが明るく幸せな雰囲気のお相手様と暮らしたいと願うはずです。
真の相性は、一緒に暮らして数年経てみないと分かりません。
いくつかの問題解決を一緒に取り組んでみて、初めて相性の良さ悪さを感じることが多いようです。
恋愛感情を司る脳内分泌物が4年で消えていきますので、その後の家族愛を育めるかどうかはお互いの「人格」や誠実さが重要になってきます。
パートナーは鏡でもありますから、自身の日々の言動が二人の関係という結果を育んでいきます。
「結婚生活とは、生涯続く人格形成の場である」と気付くのは、結婚生活10年を超えたあたりだと思います。その頃には、二人の間のパワーバランスのようなものができ、人格の重要性が大きく増してきます。
なぜ、婚活の段階から長きに渡る結婚生活を見据える必要があるのか。
それは、これから出会う運命のパートナーの人生を預かる者としての責任でもあり、共に生きる覚悟を持てるかどうかをしっかりと見極めるためでもあります。
共に生きていくことを甘く考えない方がいい。
是非とも婚活の段階から真剣に「覚悟を持てるお相手探し」のお考えを持っていただきたいと思います。
人生に覚悟を持つためにはどうすればいいのか?
結婚を強く意識されている今はとっても素晴らしいタイミングだと思います。
キッカケは人それぞれですが、皆さま何らかの危機感や出来事を通じて、婚活を決意されています。
さらにもう一歩行なっていただきたいのは、「人生の終わりを少し身近に感じてみる」ことです。
あなたの人生は西暦何年に終わるでしょうか?
季節は?
その時の状況は?
人生の終わりに何を思うでしょうか?
自分の人生には必ず終わりが来ます。予想よりも短いかもしれません。
人は年を取るとなかなか変わることができません。
ただ、今と同じ自分の考え方のまま、異なる目標を達成することも難しいのが現実です。死の淵を彷徨う経験をすれば、別人に変わることができるかもしれませんが、現実的ではないですよね。
であれば、いつか必ず迎える人生の終焉に思いを馳せてみることをおすすめします。
死生観を持つことで、日々の生が輝きます。
終わりを意識することで、本気で生きることから目を背けなくなります。
人生や物事、関係する人への覚悟意識が徐々に芽生えるかと思います。
上手くいかない人生対する愛着や感謝も感じられるかもしれません。
あなたの人生は有限です。親御様とのお別れも直視する時がきます。
人生はピークを過ぎた下り坂になると、様々な「覚悟」を必要とします。
愛するパートナーとの出会いに真剣に取り組みながら、他者を幸せにできる器を意識し、人生に対する覚悟を育んでいただけますと幸いです。
今日もあなたの幸せを願っています。
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